腰痛は長時間の不良姿勢や重い物を持ち上げた時など、腰部が疲労したり急激な力が加わった時に骨盤、背骨がゆがむことが一般的な原因です。
また、あまり知られていないのですが、腰痛の主な原因は、「脳と脊髄の働き」が低下し、骨格がゆがむことです。
その他、ストレスやウイルスの感染などにより腰痛が起こるのも、脳と脊髄の働きが低下するからです。
脳と脊髄の働きが低下すると、靭帯が緩むことにより、背骨がゆがみます。
骨がゆがんでいる場合には、「こり」や「張り」が生じますが、これらは、筋肉が、常時緊張することで、関節が外れる事を防ぐギブスの働きをするために起こるものです。
そのため、表面的にマッサージで「こり」をほぐしても、筋肉の表面が緩むだけで、体の芯からはほぐれないのです。
骨格がゆがんだ状態でそのままにしておくと、「自然回復力」が働くことの妨げになるため、改善が遅くなり、慢性的な痛みに変わっていきます。
また、骨のゆがみを放っておく事によって、椎間板が圧迫されて、足がしびれたり、力が入らなくなったりします。